福祉施設のサービス提供の在り方や考え方は、施設の数だけ方針があります。そこには正解や不正解は無く、ご利用者自身やご家族がたくさんの社会資源の中から選択した上で、ご利用されています。
福祉心話会の支援の考え方は、人は日常の中での、一つ一つの経験の積み重ねにより自信を持ち、責任を持てるようになると考えています。
常に「どこまでできる」「どうすればできる」(利用者の可能性を見つける。育む。)の観点から支援をしています。
スタッフは、やってあげる喜びや満足感で仕事の充実感を得るものではなく、できる喜びや、達成感を共有することでご利用者と共に成長できる職場を目指しています。
一人ひとりがその人らしく安心して地域で働き暮らすことを目的に、社会への自立支援を行っています。地域の企業様のご協力の元、提携し、企業様に出向いての就労を意識した作業を実施。また、各支所内でも仕事のレベルアップやスキルを身につける為に毎日活動しております。
「親亡き後の社会での自立」を目標として、まず身辺面の自立と精神面の自立を目指して支援しています。個々の障がい特性を理解した中で最大限に出きる力を引き出す支援に努めています。
企業様のご協力の元、自社運営工場にて、食材・食品などの受注生産業務を行っています。障がい者の社会への就労と雇用創出をめざし、自立機会をできるだけ多く体験して頂き、スキルをマスターする為に活動を行っています。地域社会への貢献も含めて、就労への可能性を探り、未来志向の福祉事業に邁進しております。
「地域とのかかわりを持ちながら生活をする」ということで、福祉心話会では、定期的に地域清掃を行い、地域の住民とのかかわりを大切にしな
がら、地域に溶け込み、啓発活動にも取り組んでいます。このような、活動を通じて今では、地域の方から声を掛けていただいたり、回覧板が回っ
てきたりと、少しずつこれらの活動が浸透してきています。
一人ひとりがその人らしく安心できる居場所作りを考え共有し、協働していることも福祉心話会の特徴であります。
地域で働き地域で暮らすことを目的に、社会への自立支援を行っています。地域の学生やボランティア、地域の方々へのご理解、ふれあいや交流を通じ
て障がいを理由にしてしまうのではなく、障がいを持っていても地域社会で普通の暮らしをしていただけるように支援に取り組んでいます。
四季折々の行事やスポーツ大会、バーベキュー等、年間を通じて開催しております。1泊2日の団体旅行等、企画から計画・実施へとご利用者が主体と
なり開催しています。自分たちで考え、実行し、楽しみと達成感をご利用者間で共有できる支援を行っております。
ご利用者個々の発想や独創的なアイデアを基にアートカレッジで描いた絵画や立体作品を商品化して販売しており、地域の催事を中心にイベントの参加
や開催をしております。今までにない新しい発見や取り組みを通じて、新商品の開発や製作に挑戦し続けています。