関東 町田事業所では、6/22(月)~26(金)にJICAのシリア人研修生の職場体験を実施しました。福祉心話会では、本年度より、JISR(ジスル)『シリア平和の架け橋・人材育成プログラム』に参加しています。

JISRとは、日本政府が行っている中東支援プロジェクトで、シリア危機により就学機会を奪われたシリア人の若者に日本の大学で教育機会を提供し、日本で就労しながら、将来のシリアの復興する人材を育成するプロジェクトです。

当法人でも5名の外国籍の職員が活躍しています。10年前と比べても、街中で観光している外国人を見かける機会も増えています。利用者さんの親御さんも外国ルーツの方が増えてきています。法人においても、早い段階からグルーバルな環境に適応していけるようこれからも外国籍の職員を積極的に受け入れしていく方針です。

研修生のアナスさんは、片言の日本語と英語で一生懸命、利用者さんや職員とコミュニケーションを図っていました。利用者さんも異国の珍しい研修生に色々な質問を投げかけていました。何よりも私たちが驚かされたのは、職員よりも利用者さんの方が言語が通じない中でも積極的にアナスさんと交流されていたことです。最終日に、なんと自発的にお別れの手紙も書かれている方もいました!! とても感動しました。私たちも改めて支援の本質を考えさせられました。

言葉が通じても、利用者さんと心が通じ合えない場面も多々有ります。仮に、心が通じ合っていれば、言語の違いも当事者同士たいした障壁にならないのかもしれません。

7/23(木)アナスさんによるインターン振り返り交流の様子をアップ致します。外国籍の職員も参加して、現場におけるコミュニケーションの課題の共有や改善などを話し合いしました。とても有意義な時間をありがとうございました。